まとまりのない名古屋のデザイナーたちがデザインに関する情報をつらつらと発信するブログ

五味太郎さんの心を動かすデザイン

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先日、前回紹介したレオ・レオニ 絵本の仕事展に行ってきました。

絵本を見るだけではわからなかった発見がたくさんあって楽しかったです!

さて、今日も絵本作家さんのお話です。
私が小さい頃からずっと好きな五味太郎さん。
この方もかなり有名な方です。
誰でも一度は五味太郎さんの絵をみたことがあるのではないでしょうか?

私が小学生のころに特に好きだった本がこちら!

ことわざ絵本 -
ことわざ絵本 –

とてもわかりやすくて、おもしろい!ことわざが覚えられる絵本です。

私が思う五味太郎さんの魅力はなんといってもユーモラスなところ!
キャラクターや物語、色合い・・・すべてが面白くてが魅力的だなぁと感じます。
しかし!今日紹介するのは絵本ではありません!
絵本作家として有名な五味太郎さんがパッケージをデザインした廣榮堂さんの、元祖きびだんご

岡山に行ったら絶対買いたいなーと思っているお土産です。

商品を売るために、パッケージデザインは最も重要な役割を果たします。
私も買い物をするとき、パッケージで決めてしまうことが多いです。
廣榮堂さんのきびだんごは、今までに何度もパッケージのデザインを変えているそうです。
もっと日本中の子供たちに食べてもらえるお菓子に育てたい!という思いから五味太郎さんに依頼し、今では年間200万個を販売するロングセラー商品になりました。
デザインで大切なことの1つ、ターゲットを絞ること。
きびだんごは岡山名物です。
岡山に来るのは修学旅行の学生さんや観光客が多いためお土産としての需要が高く、子供からお年寄りまで愛されるデザインに。
仕掛け絵本のようなパッケージを開けると1つ1つのきびだんごの包装紙に桃太郎の仲間たちが印刷されていて、とてもかわいいです。
お土産を貰ったときに、小さなお菓子の包装紙がかわいいと私は嬉しいです。
お菓子の包装紙等はすぐ捨てられてしまいますが、そういった小さなデザイン1つでも、気持ちを動かすものなんだなーと思いました。

五味太郎さんは、そういった細かいデザインを大切に、丁寧にしているそうです。

私もただ画像や文字を配置するのではなく、用途や意図を考えてデザインすることを丁寧にしていきたいと思います!
いつか岡山に行ったらきびだんごを買って、みんなに配ろうと思います!

おさとうのプロフィール

絵本がすきです!最近ペンギンにはまり中です!

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