技術の進歩は秒単位
国内外に問わず、常に色々なものにアンテナをはる癖をつけていると
技術の進歩というのはめまぐるしく行われているのがわかります。
たとえば、紙に字を書くツールとして、鉛筆がありますが、
シャープペンシルが日本に伝来したのは1838年、1960年に
芯の改良が行われて実用的な筆記用具として普及します。
その後も、細かい改良が常に行われています。
単純なプッシュ構造から、振るだけで芯が出るようになったり
芯の太さが0.2mm~1.3mmまでバリエーションができ
最近では、「クルトガ」なんてものもあります。
そんな筆記用具の世界にも、とうとうここまで技術の発達した製品が
でてきてしまったか!?と思うものが産み出されました。
SCRIBBLE.“HOME”.http://www.getscribblepen.com/, (2014/6/17)
身の回りのものにペンをかざすと、その色を選択することができ
ペン内部のインクカートリッジにより、その色を再現して描くことができる
とてもハイレベルな技術を駆使した筆記用具「Scribble」
16ビットRGBカラーセンサーで、かざした物体の色を識別して
1600万色以上の再現を行い、ペン先からインクを出力します。
デザイン分野にかかわる人間として、このシステムの製品を見たとき
驚きと、ワクワク感でいっぱいになりました。
きっとテレビが普及した時代に、魔法のような箱だと皆思ったのでは
ないかと思いますが、現代に生きる私でもこの製品は魔法のような
筆記用具と感じてしまいます。
こういった最新の技術が、より一般的な構造になり、普及していって
幅広く使われるものになるといいですね!
ちなみに価格は1万5千円だそうです。
これを高いと思うのか、安いと思うのかは、価値観ですね。
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