部屋の中に雲が浮かぶ…雲を利用したBerndnautのアート作品
とても身近にありながらも、とても遠く感じる空。
そんな空に浮かぶ雲は、時折様々な形で私たちを魅了してくれます。
時には癒してくれ、時には危険を感じさせたりもします。
異常気象で今まで見たことないような形の雲が出現して前にニュースになったりしてましたよね。
雲っておもしろい。
そんな雲に一度は乗ってみたい、触れてみたいと思ったことは誰にだってあるはず。
私も昔は空や雲がとても好きで、雲の写真集を買ってみたことがあります。
ハンモックで長時間空を見て過ごしたこともありました。
昔はほんとに、純粋だった。自分で言えます。純粋だった…。
いつしかせかせかするようになってゆっくり空を見上げることなんてなくなりましたが、
今でもキレイな夕焼けや雲が見れたらテンションが上がります。
そんな遠い存在に思えていた雲を、なんと部屋の中に創り出してアート作品にした芸術家がいます。
Berndnaut Smilde(オランダ)
合成なんかじゃありません。人工的ではありますが、正真正銘の雲だそうです。
Berndnautさんは、湿度・温度・光を調節して、フォグマシン(霧発生装置)を用いて室内に人工的な雲を創り出し、
TIME誌の「2012年最高の発明品」の一つに選ばれたそうです。
芸術のみならず、科学をも理解し活用できるところがすごいです。
やはり人は様々な分野で得意不得意があるものですが、広く知識を持っておくことは大切なことなのかな、と思います。
こうしてBerndnautさんは芸術と科学で、素晴らしい作品を創り出すことができたのですから。
ぼーっと魅入ってしまいますね。
超個人的ですが、この程よく廃墟感漂う空間が好きです。
完全に廃墟だと、見えてはいけないものが見えてしまいそうで、
好奇心よりも恐怖心が勝ってしまうのですが、この作品の廃墟具合はとても丁度いいです。
そして雲が作られていくってどんな感じなのか超気になるんですけどっていう方に。
雲ができる様子が動画に残されているので、見てみてください。
Berndnaut Smildeさんは現在、上海21世紀民生美術館で展示会「コスモス」に出展しているそうで、
2014年11月22日~2015年4月19日まで行われているそうなので、
彼の作品を見たい方や、上海に行く予定がおありの方はぜひ立ち寄ってみてください。
雲アート以外にも、様々な作品が見れます!
Berndnaut Smilde WEBサイト http://www.berndnaut.nl/
雲の実現ができたのなら、いつしか乗れる雲もできるようになるでしょうか…
ではこのへんで。miでした。
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