クリエーター&デザイナー SNS時代の音楽業界を斬りつつ先を考えてみて
音楽産業が衰退の一途を辿っていると騒がれてもう年々経つんでしょうね。
とは言え、SNSの浸透で新しい音楽の流通が始まっているのも確かです。もう肌で感じまくりです。
でもこれって音楽だけでしょうか?
フォーカスをデザインやアート、クリエイティブに当てて謳っているこのブログ、そういえば音楽ネタはないんだなーってことでたまには音楽ネタを謳ってみようかと思います。
さて、最近パスピエにハマりにハマっている、とってぃです。寝ても覚めてもパスピエのフィーバーが頭から離れず、常に鳴り響いています。まさにフィーバーです。
というわけで、わたしがリアルによく聞いてるアーティスト3組を紹介!
【パスピエ】
ピコピコした電子音源に乗せて特徴的な声の女性ボーカルが語感のいいフレーズ並べて歌いまくるアーティストです。
全くの無名、ノープロモーションから1stアルバム「わたし開花したわ」がロングセールスになったという伝説があるほどです。
それくらい中毒性が半端ないです。ちなみに「わたし開花したわ」は、回文ですね。
独特な歌詞とアートワークは、クリエーターとしてそそるものがあります!
ボーカルの大胡田なつきさんが作詞とアートワーク全般(ジャケットデザイン、MVなど)も担当しているそうですが、マルチな才能ですね。
♪フィーバー
実はパルコアラの歌も歌ってるですね!パルコアラ世界で2番目位に可愛いなー
【やくしまるえつこ】
ウィスパーヴォイスと中毒性の高いリズムと歌詞が特徴のアーティスト。
今では知名度も高く雑誌等のメディアにもいっぱい出てますね。タイアップもついてアニソンなんかも色々出してます。
他にも楽曲の提供からバンド、イラスト、朗読、ナレーションなどなんでもやっちゃってます。
彼女のバンド「相対性理論」では自ら『ポストYouTube時代のポップ・マエストロ』と名乗っていまが、こちらも当初はプロモーションがほぼ無い状態から、人気が爆発してます。
とにかく中毒性が高いです。一度聞いたら頭にずっきゅんします!
♪LOVEずっきゅん
【さよならポニーテール】
最初は何かのアイドルグループかなと思ったけど、全然違った…
どこか懐かしいメロディと甘酸っぱいウィスパーヴォイスの合わさったボーカルグループです。
主な活動の場はMySpace、twitterで、メディア露出はほぼないみたいですね。
自主レーベルで試行錯誤しなら楽曲もその他のクリエイティブ活動もこなしています。
個人的には岩井俊二監督の描く少女持つ世界観に似ている気がして、たまらないです。
♪思い出がカナしくなる前に
さて、3組ほど紹介しましたが何か気づきましたか?
こんな稚拙な文章とちょっとの動画じゃわからないですか?
ですよねーーーー。
実はこの3組色々共通点があるんです。
・ジャケット等のアートワークを自分たちで手がけることが多い
・それがなんか手描きっぽい
・楽曲以外にも様々なジャンルで活動してる
・最初はノープロモーション
・YOUTUBEやSNSから火が付いている
・メディア露出が少なく正体がいまいちわからない
・声がわたし好み
そう、これって、冒頭で書いたSNS時代の音楽の流通の変化の一部なんですよね。アップル社がiTunesというプラットフォームを完成させたことや、SNSの浸透、上記にはないですがネットレーベルの浸透、更にはPCの発達によって簡単にピコピコ音源が作れるなどが背景にあるんです。
衰退すると思われてた音楽業界も変わってきてるということです。
ボーカロイドの侵略とかもありますね。音源だけでなくフェスのあり方も変わったりしてますね。
参照:SNS時代のフェス(http://jaykogami.com/2014/07/8564.html)
じゃあ、ここで問題。
SNS時代のクリエーターやデザイナーどのように変化してくでしょうか?もう実はもう色々変わって
るかもしれないですね。
あなたも、SNS時代の音楽業界からクリエーター業界のあり方を考えてみて!
てゆうか、考えてみて下さい。何か見えてくるかもしれませんよ。see you!
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