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お手軽かんたん水彩画講座 第2回 リンゴを描く

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タイトル大(リンゴ)

こんにちは、たこくらです。

前回に引き続き、水彩画の描き方をご紹介したいと思います。

今回のテーマはリンゴです。

リンゴは身近なモチーフですし、手に入りやすいので、ぜひ実物を見て描くことをおすすめします。

どれも同じように見えるリンゴも、よく見れば1つ1つ形、色や模様などが違っています。

絵を描く時に大切なのは描き方よりも観察力だったりします。

自分の目で見て、感じたものを素直に表現することがとても大切です。

それでは始めていきましょう!

用意するもの

水彩絵具(赤・紫・茶色など)

筆(中太の筆、細めの丸筆、平筆など)

紙(水彩紙や画用紙など)

その他詳しくは第1回をご覧ください!

下書き

まずは下書きです。
水彩紙に鉛筆で下描きをします。

リンゴのへたのくぼみを意識して下書きをしましょう。できれば実物を見て描いて頂きたいのですが、写真等を参考にするのも可。

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着彩

リンゴの赤を塗ります。濃すぎず、薄すぎず、はっきりとした赤が出せるように適度な濃さの赤を用意します。不安な時は試し用の紙でテストしてから塗るといいでしょう。

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いきなり塗るのではなく、リンゴの艶のある部分を水だけを含ませた筆でなぞっておきます。場所はヘタの左下付近。なぞり方は楕円形をイメージした感じです。

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先ほど水を塗った付近を避けて、リンゴ下部の辺りから赤を落としこんでいきます。

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リンゴの形を意識しながら丁寧に色を乗せていきます。

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リンゴの艶のある部分が薄くなり、下の方に色が濃く乗っているように調整します。

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リンゴを立体的に表現するため、深い赤を用意します。先ほどの赤よりも濃い目に赤を溶き、さらに紫を少し加えます。

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先ほど塗った赤が乾かないうちに、深い赤をリンゴ下部から流し込んでいきます。

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リンゴの輪郭に沿って、三日月の形のようなイメージで色を置いていきます。

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続いて色のついていない筆を用意して、リンゴの艶を表現していきます。

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赤を筆で吸い取って、薄くします。このあたりは難しいですが、筆以外にもティッシュや綿棒などで調整してみるのもいいと思います。

乾くとこんな感じです。

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リンゴの影を描きます。紫を薄く溶いて、影を表現します。

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次は濃い目に溶いた紫に茶色、赤などを足してリンゴのヘタを表現します。

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面相筆などの細い筆を使って、描くとよいでしょう。

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そのままリンゴのくぼみも描いていきます。

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ここがポイント。絵具のついていない水だけを含ませた筆でくぼみの線をぼかしていきます

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リンゴの模様を描いていきます。濃い目に溶いた赤でリンゴの形状を意識しながら描きこんでいきます。

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ヘタに使った色でリンゴと地面の境目を描いていきます。

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リンゴを立体的に表現するために、濃い赤に紫を加えて深い赤でリンゴ右下付近を描いていきます。

平筆などを使い、リンゴの塊を意識しながら塗っていきます。

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色のついていない平筆に変えて、ぼかしながらなじませていきます。

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この作業を繰り返して、リンゴの立体感を出していきます。

リンゴの細部を面相筆などで描き込んで仕上げていきます。

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完成

ブログ用リンゴ

 

今回はリンゴをモチーフに水彩画の描き方をご紹介させていただきました。

絵具の乾き具合によって、表現の変化が楽しめる水彩は、身近な画材でありながら大変奥が深い表現手段です。

水彩画の魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。

以上お手軽かんたん水彩画講座でした!


たこくらのプロフィール

時々絵を描いています。

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