工夫したデザインで初心者も楽しく遊べる将棋!
こんにちは。一ノ瀬川原毛次郎左衛門です。突然ですが、私の趣味は将棋です。
一昨日・昨日もプロの将棋のタイトルの一つ「王位戦」の第5局が指されていたことにちゃんと注目しておりました。
下手の横好きではありますが、15歳以上の将棋人口は850万人もいる(らしい)にもかかわらず、まわりに対局相手がいなくて、なんとか周囲に将棋好きを増やせないものかと悩んでおります。
将棋は初心者からすると最初に駒の動き方など覚えることが多くて、若干敷居が高いのかもしれません。
そこで今回、皆さんにご紹介するのは初心者でも始めやすい、デザインに工夫をこらした将棋。
どうぶつしょうぎ
これ結構有名なやつです。
子供・初心者向けに簡略された将棋で、ルールとデザインは女流棋士によって作られました。
盤面は3×4マスで、駒の動きはとてもシンプル。
駒自体に駒の動きが書かれていてわかりやすく、なおかつ、その名の通り駒がかわいらしい動物になっていて子供が親しみやすいデザインです。
コンピューター解析の結果、「先手後手双方が最善手を指し続けた場合78手で先手が勝つ」ということがわかっているようですが、このシンプルな作りで78手もかかるというのは、すごく良いバランスでデザインされていると思います。
本将棋とは別物ですが、初心者にわかりやすく、十分に将棋の面白さを伝えることが出来る商品です。
もっと複雑でゲーム性が上がったもので、5×6マス「ごろごろどうぶつしょうぎ」や、
通常の本将棋と同じルールの「大きな森のどうぶつしょうぎ」というものもあります。
はじめてのしょうぎセット
こちらのセットには駒と盤に加え、駒台と駒用の巾着、収納バック、ルールブックまで揃ったセットで、木製おもちゃのブランド「WOODY・PUDDY」の商品です。初心者向けの将棋には、駒自体にその駒の動き方が描いてあるものが多くあります。
この将棋セットにも、もちろんそういった工夫がされているのですが、そういう将棋セットの中では特に見た目がキレイです。
角に円みがあるこの将棋セットの駒は、一般的な将棋の駒より文字が小さく控えめに書かれていて、可愛くて上品な印象があります。
盤の方はリバーシブルになっていて、裏返すと5×5マスの盤になり、より簡単なルールで将棋が楽しめます。枠が付いているのもいい感じです。「WOODY・PUDDY」ではこの他にも「ショウギ ショコラ」という女性向けの将棋セットも作っています。
チョコレートに見立てたデザインでこれまたおしゃれです。
WOODY PUDDY ショウギ ショコラ G03-1167 –
ひらがなしょうぎ
こちらはまったく将棋とは異なるものなんですが、面白いアイディアだと思ったのでご紹介します。
この「ひらがなしょうぎは」3才から遊べるおもちゃです。
駒には一文字ずつ別々のひらがなが書かれていて、自分の駒を将棋のように盤上で動かしていき、相手の駒に寄せて何かことばを作ると相手の駒をとることができるというルールです。
遊びながら言葉を覚えられる知育玩具として、小さいお子さんのいるご家庭にはオススメです。
いかがでしたでしょうか?
将棋は江戸時代に家元(名人)ができてから2012年で400年も経つ古いゲームでありながら、絶妙なゲームバランスでデザインされている素晴らしいゲームです。
また、思考力・感性を鍛える効果も期待されていて、上記の商品のように知育玩具に取り入れられたり、東京大学や首都大学東京で将棋が授業に取り入れられている例もあります。
興味があったらぜひ始めてみてください。
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